《4社比較》ドイツ閉鎖口座おすすめ銀行(Blocked Account)

閉鎖口座海外生活
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閉鎖口座とは?

閉鎖口座(へいさこうざ)とは、日本では馴染みのない言葉ですよね…。私もドイツに来て初めて聞きました。少し簡単に説明させていただきますね。

ドイツではEU圏外に滞在している人には、ドイツに留学・就職・観光ビザを取得するために、自分自身で生活費を補える財力があることを政府に証明する決まりがあります。

まぁる
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要は、自分はお金があるから、ちゃんと周囲(経済的に)に迷惑をかけずに生活できますよ~。変なヤツ(治安悪くなったりしないよ~)じゃないので安心してくださいね~。というものです。

2018年からこのようなルールが設定され、留学前のビザ発行の際に「閉設口座の残高証明」が必要となります。

まぁる
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ちなみに、閉設口座はドイツ語でSperrkonto(シュペアコント)、英語でBlocked Account(ブロックドアカウント)と呼ばれています。

2020年1月1日時点で、閉鎖口座に必要額は「853€×滞在予定月」となります。

仮に1年間ドイツに滞在しようと考えている場合は、853€(約10万)×12ヶ月分=10,236€(約120万)閉鎖口座に入れないといけないわけです。

今回は、日本にいる段階で開設申請ができる4社をご紹介します。

【4社】日本で開設できる閉鎖口座

日本にいるときに開設できる閉鎖口座は、現在のところこちらの4社になります。各社、ドイツ連邦省により承認がおりている閉鎖口座となりますのでご安心ください。

開設費と維持費を滞在期間で比較

まずは、滞在期間に応じて各社を比較してみます。

結論として、金額で比較をすると滞在期間が9ヶ月以下の場合は、Expatrio(エックスパトリオ)が一番安く、11ヶ月以上の場合はCoracle(コラクル)が安く抑えることができます。(10ヶ月の場合は2社同じ)

開設方法・開設にかかる時間を比較

Coracle(コラクル)Expatrio(エックスパトリオ)Fintiba(フィンティバ)の3社はオンラインで完結可能です。

パスポートさえあれば開設できるので日本にいながらにして簡単に閉鎖口座を持つことができるので利用者が多いです。ドイツに到着後、学生登録証明書・銀行の詳細・住所…などの個人情報の提出が必要です。

Deutsche Bank(ドイツ銀行)はドイツ領事館へ行き申請書類をもらい、それをドイツ銀行に送り1週間前後で開設となります。

Coracle(コラクル)

ドイツのハンブルグに拠点をおくCoracle(コラクル)。 口座開設までのスピードは「48時間以内」と非常にスピーディー。11ヶ月以上滞在するのであれば一番安く閉鎖口座を保有することができます。ビザが申請されなかった場合は、預入金や手数料などは全額返金されます。

提携銀行:DKB(Deutsche Kreditbank)

特徴まとめ
  • 48時間以内に開設
  • 11ヶ月以上滞在する場合、最も安い閉鎖口座
  • オンラインで開設完結
\11ヶ月以上滞在で最安/

Expatrio(エックスパトリオ)

Expatrio(エックスパトリオ)はドイツ・ベルリンで設立されたオンラインバンキングになります。ドイツ連邦外務省の承認を受け推奨もされています。

11ヶ月未満の滞在であれば一番安く利用することができます。初期費用に49€(約5,900円)+5€/月となります。

提携銀行: Deutsche Bank(ドイツ銀行)

特徴まとめ
  • 11ヶ月未満の滞在の場合、最も安い閉鎖口座
  • 開設時に15分のオンライン面談あり(英語orドイツ語)
  • 学生の場合、面談不要
  • オンラインで開設完結
\11ヶ月未満の滞在で最安/

Fintiba(フィンティバ)

Fintiba(フィンティバ)はドイツ・フランクフルトに本社を構えるオンラインバンキングになります。月額95€~旅行健康保険もカバーしてくれます。

提携銀行:Sutor Bank in Hamburg

特徴まとめ
  • 保険とセットのプランが安くお得
  • オンラインで開設完結
\保険セットがお得!/

Deutsche Bank(ドイツ銀行)

ドイツで最大手の銀行なので名前を聞いたことがある人も多いはず。ドイツ銀行も閉鎖口座の対応が可能です。ただ、事前に領事館へ行き承認書類をもらいドイツへ郵送手続きが必要になります。

特徴まとめ
  • ドイツ大手銀行の安心感
  • 保険プランはなし
  • 開設までにやや時間がかかる

閉鎖口座に送金するにはTransferWise(トランスファーワイズ)が必要

閉鎖口座開設が終わったら、次はその閉鎖口座に送金が必要となります。

海外送金は現在のところ、TransferWise(トランスファーワイズ)が送金手数料が安く抑えられるので、海外在住者には重宝されていますよ。

こちらの招待リンクからご登録頂くと、€500の送金に必要な手数料が無料となります。

ドイツの銀行口座を開設する

ドイツ到着後は閉鎖口座から、毎月資金が支払われる銀行口座を作る必要があります。

日本人からすると当たり前なのですが、ドイツの大手銀行はどこも口座維持費といって、口座を保有しているだけで毎月5€前後の費用が必要となります。

そのため、新たに銀行口座を開設する方にオススメしたいのがオンラインバンキングです。

月々の費用が0円で、店舗などへ行って書類提出などの手続きなしで、1週間程度で簡単に開設することができます。N26Revolutあたりがオススメです。

まぁる
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とくにN26は送金も瞬時に反映されて、他の大手銀行よりUIも優れていて本当に便利です。私の周囲でも利用者が多いですよ!

ドイツ留学には健康保険への加入が必須

ドイツでは、ドイツ国民・ドイツ滞在者には健康保険への加入が義務付けられています。短期間滞在のワーホリ・学生・就労ビザを保有予定の方も同様に必要となります。

ちなみに、健康保険は法的健康保険(Gesetzliche Krankenversicherung)と私的健康保険(Private Krankenversicherung)の2種類あります。後者はよくプライベート保険などとも言われます。日系企業で駐在で来ている人は大体プライベート保険に入っている方が殆どです。

ワーホリ・留学・就労ビザで来ている人は、閉鎖口座開設時に各社で保険とセットになったプランを加入するのが手間なく楽に行えます。

法的健康保険と私的健康保険(プライベート保険)の違いは、法的健康保険の方が安価で加入できるが、私的健康保険(プライベート保険)の方がカバーされている保険の対象が広い点にあります。※保険会社により適用範囲は異なる

まぁる
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自分に見合った保険も同時に見つけておきましょう!

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