ヨーロッパで人気のチャレンジャーバンクRevolut(レボリュート)とは?

revolut とは海外生活
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イギリス・ロンドン発祥のスマートバンク、 Revolut(レボリュート)。2015年に創業し3年で600万人が利用しています。2019年には5臆ドルをも調達し、現在欧州で人気のチャレンジャーバンクです。

実は、ドイツに住んでいる銀行勤めの友達からオススメされ、以前から気になってました!

名前は知っていたもののどんなメリットがあるのか…!今回はRevolut(レボリュート)の詳細をまとめてみました。

どんな人にオススメ?
  • 18歳以上(日本からもOK)
  • 「主婦・主夫」「フリーランス・ノマド」「留学・ワーホリ」もOK
  • 海外旅行・海外出張が頻繁にある人
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チャレンジャーバンクとは?

まず、Revolut(レボリュート)を語る上で、そもそもチャレンジャーバンクとは何なのか。

ここ数年で欧州で灯台した、デジタル銀行のスタートアップのことを意味します。従来の銀行のような実店舗は持たず、全てモバイル上で完結することができます。

まぁる
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なんだか難しそうだなぁ…

こちらは、投資資金の合計。

出典元:「So schnell sind die Neobanken N26, Revolut & Co unterwegs

こちらは登録利用者数。

出典元:「So schnell sind die Neobanken N26, Revolut & Co unterwegs
まぁる
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ヨーロッパ圏では投資家からも注目を集めているほど人気のサービスってことだね!

他にも同じくイギリス発の「Monzo」や、ドイツ発の「N26」は、欧州でも非常に大きな注目を集め、米国への進出はもちろんのこと、日本への進出も決定されました。

チャレンジャーバンクが便利なところ

まぁる
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そもそも、なんでチャレンジャーバンクは利用者が急上昇して便利なの?

カードにより千差万別ではありますが、開設ハードルが既存の銀行と比較すると圧倒的に低く、簡易なのと、開設までのスピードが速い点かと思います。

実際に私が住んでいるドイツでは、駐在で来ている夫はメガバンク銀行の開設は出来ても、帯同でついてきている「主婦・主夫」のハードルは高かったりします。

他にも「フリーランス」「留学」「ワーホリ」であったり、中東から欧州に来ている「難民者」は、審査ではじかれることもあります。

(他の要因として、開設にあたる審査でドイツ語での案内のみだったり。開設するための予約を取りに行くために銀行に足を運ばなかったりしなけばいけません)

その点、チャレンジャーバンクは数日で自宅から開設ができるので非常に利便性が高く、一気に欧州では広がったのだと思います。

まぁる
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これは便利な…!

チャレンジャーバンクのデメリット

では、チャレンジャーバンクは従来の銀行と比較して、どんなデメリットがあるのか。やはり一番気になるのはセキュリティ面かなぁと思います。

ここ数年で設立された企業なので、預金として利用するのは少し気になります。私は、チャレンジャーバンクはサブカードとして日常使いで利用できるカードの位置づけとして利用しています。

まぁる
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キャッシュレスって手元にお金がないから、ちょっとドキドキするよね…。ヨーロッパではキャッシュレス化が迅速に進んでいるよ!

Revolut(レボリュート)とは?何ができる?仕組みを解説

ここから登録すると、カード発行手数料(5.99€)が無料になるよ!

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登録料無料・プラン

Revolutはプランが主に3種類。

  • スタンダードプラン/月額無料
  • プレミアム/月額6.99£
  • メタル/月額12.99£

それぞれのプランにより利用できる範囲や特典が異なってきます。

少額預けて、日々のお買い物で利用したい方は、月額無料のスタンダードプランでも十分です。

また、後に説明しますが「仮装通貨」「海外医療保険」を利用したい場合はプレミアム以上、「キャッシュバック制度」を利用した方はメタルを利用するのがオススメです。

まぁる
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まずは無料のから登録してみて、その後変更もできるよ!

海外送金手数料が無料

毎月最大5,000£(約70万)の海外送金手数料が無料です。超えた場合は追加手数料は0.5%必要となります。銀行間為替レートは、Revolutは最新の為替レートが反映されるのに対して、 TransferWiseはある一定期間の為替レートが反映されるので、 TransferWiseの方が安くなる場合もあります。そのため、欧州在住者はTransferWiseと併用して比較しながら利用すると便利かと思います。

まぁる
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海外に住んでいる人には嬉しいね!

ビザのみで開設OK!ワーホリ・留学者・主婦・主夫も簡単開設

登録時に必要なのは、パスポート・ビザのみ。多くの大手銀行は「住所証明書」が必要となります。特にワーホリで渡欧が決まっていても銀行口座がないため、賃貸契約ができない場合もあります。しかしながら、Revolutは「在留許可カード」「運転免許所」「就労・学生・家族ビザ」がとパスポートがあれば簡単に開設が可能です。

開設手法と必要書類はこちらの記事に詳細をまとめていますので参考にして下さい。

まぁる
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私は社会人→主婦になったから、お財布管理が全て旦那で、でもマイ口座を持つことによって、自分だけのお金というか、気軽に使えるお金ができたのが嬉しいかな!(特に旦那に何か言われるわけじゃないけど、いちいちお金ちょうだい…というのがなんだか慣れなくて…)

世界の35ヵ国・150以上の通貨に対応

2020年1月現在の時点で35ヵ国で対応しており、今後日本も含めローン落ちの予定を発表しています。

ヨーロッパ圏

オーストリア、ベルギー、ブルガリア、キプロス、チェコ共和国、ドイツ、デンマーク、エストニア、スペイン、フィンランド、フランス、イギリス、ギリシャ、クロアチア、ハンガリー、アイルランド、アイスランド、イタリア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、ラトビア、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スウェーデン、スロベニア、スロバキア

アメリカ圏

ボネール、ブラジル(近日公開)、カナダ(近日公開)、アメリカ

アジア太平洋

アラブ首長国連邦(近日公開)、オーストラリア、香港(近日公開)、日本(近日公開)、ニュージーランド(近日公開) 、シンガポール

まぁる
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すでに欧州では殆どサービス展開しているんだね!今後の日本上陸も楽しみだー!

更に、アルゼンチン、チリ、コロンビア、香港、インド、インドネシア、韓国、マレーシア、メキシコ、フィリピン、サウジアラビア、南アフリカ、台湾、タイ、ウクライナ、ベトナムにも進出を検討しているとの報道もされています。

口座開設がスマホから10分で完了

Revolut 便利

登録から開設まで10分程で完結してしまう他に類を見ないスピーディさ!

私も実際に開設したのですが、登録は5分、そしてその5分後に審査通過の連絡がきました。

他にもN26やnorisbankなど、ドイツに来てから銀行口座を開設しましたが圧倒的に楽&早いです!

まぁる
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開設には英語も必要なく簡単だったよ!

複数通貨の口座

Revolut 外貨

頻繁に旅行にいかれる方や、海外に住んでいる方だと、他国と行き来する機会が多く、その都度、相場が良いころ合いを見計らって両替しなければいけませんよね。あと、セントなどコインでの保有はめんどくさいですし、日本円に両替もしてくれませんし。そんな時に1つの口座に様々な通貨で保有でき、いつでも日本円に交換できるので非常に便利です。

まぁる
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これが一番便利でありがたい~!

IBAN(アイバン)・ BIC(ビックコード)/SWIFT(スイフト)コードがもらえる

IBAN(アイバン)とは、銀行口座の「所在国、銀行名、支店名および口座番号」を特定可能な国際規格コードのことを指します。

送金時にIBANの記載が無いと、送金に時間がかかったり、うまく入金できなかったり、受取人が取引銀行から追加手数料を請求されることがあります。

BIC(ビックコード)は別名、SWIFTコード(スイフト)と呼ばれ、国際送金の際に送り先の銀行を識別するためのコードのことを指します。

まぁる
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国境をまたいでお金を送金する場合に必要なんだよ!

月々の口座維持費が無料

日本の方からすると、そんなの当たり前じゃないの?!と、思うかもしれませんが、ヨーロッパの多くの銀行は月々5€前後(600円)程、口座維持費として口座から差し引かれます。

Revolutは日本と同じく無料で持ち続けることが可能です。

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気楽にカードが持てるから嬉しいね!

ATMで月200€/£の引き出し無料

ATMでの引き出しが月200€/£が無料で行えます。それ以上は2%の手数料がかかります。注意点としてユーロ圏以外でのATMは手数料がかかります。

キャッシュレス化が進んでいない地域(※ドイツなど…パン屋や田舎の小売店は未導入の地が多い…)や、現金で手元に置いておきたい人の場合は月に3~5回無料引き出し可能、1回の引き出し最高額は2,500€(約29万円)のN26の方がオススメかと思います。

まぁる
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これはカードの種類によっても変わってくるんだよ!因みにプレミアムプランだと月400€/£、メタルプランだと月600€/£まで引き落としが無料だよ!

デビットカード、VISAが作れる

VISAのデビットカードが利用できます。(※デビットカードは端末にかざすだけで、支払いが出来るカードで欧州では多くの人が保有しています。支払いがラクチンです!)

また、面白いのが バーチャルで使い捨て可能なデビットカードが発行できるということ。セキュリティ面からみると安全性が高いですね。

まぁる
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端末にかざすだけで、ピッ!とすればお買い物完了!明細もすぐに反映されるから嬉しいね!

入金(チャージ)方法はクレジット、デビット、Google Pay

Revolutへの入金方法は主に3種類で「クレジットカード」 、「デビットカード」 、「Google Pay 」から入金ができます。

私はN26から振り込みましたが、相互のアプリに確認項目が出て、確認完了のボタンを押したタイミングですぐに送金が反映されました。

Revolutユーザー間の送金が無料

友達と買い物や食事に行ったときなど、大きなお金しかなくお金を立て替えてもらったりすることありませんか?

Revolutではユーザー間では月何度でも無料で送金が可能です。細かい端数まで割り勘できるのはありがたいですね!

まぁる
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飲み会のときにラクチン!

お釣りをへそくり回そう!自動預金機能

Revolutには少額から可能な預金機能があります。カードを利用して決済した金額の小数点繰り上げ分を自動で預金に回すことができます。

預金名は自分で決められ、「いつまでに」「いくら貯めたいのか」などもセッティングできますので、知らぬ間にお金がたまって、手放しで楽しめデジタルならではの楽しみではないかと思います。

日本語対応化済みのアプリ

N26と比較したときに個人的に圧倒的に嬉しい…。お金まわりのことって、細かに知りたいけど、全て英語だと簡単な部分しかわからなくて…。という方には是非オススメです。日本上陸も間近と言われているためか、既にアプリは日本語対応されているので安心して利用できます。

家計簿アプリとしても使える

Revolutで支払いをした場合、どこのお店でいくら購入したかデータ化されリアルタイムに支出を把握することができます。ズボラな人でもアプリが全て行ってくれるので助かります!

給与口座にしてもOK

ミニジョブなどで、急に給与の振込先が必要になった場合でも利用できます。

\カードがタダでもらえちゃう/

こちらから登録すると5.99€分のカード発行手数料が無料になります!

プレミアム・メタルプランで出来るお得な特典

ここからは 「プレミアム/月額6.99£」 、「メタル/月額12.99£」カード契約者向けの特典になります

仮想通貨にも対応

Revolut 仮想通貨

現在、「Bitcoin(ビットコイン)」「Litecoin(ライトコイン)」「Ethereum(イーサリアム)」「Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)」「XRP(リップル)」の5種類の仮想通貨の取り扱いを行っています。アラート設定もでき、通貨の両替と同様の要領で良いレートのタイミングで交換ができます。

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仮装通貨が1つのアカウントでまとめて管理できるのが他にはない特典で嬉しい!

携帯電話端末保険

落下によるスマートフォンのスクリーンの破損やひび割れ、液体による破損、第三者による破損、保険適応外の故障などの修理が20%オフできます。

海外医療保険

海外での緊急医療にかかる場合、救急医療は1,500£、歯科治療は300£まで保険内でカバーが可能です。

旅行遅延保険

フライトが遅延した場合、4時間以上から1時間を超えるごとに80£(最大320£)、荷物遅延も4時間320£(超過なし)が保険でカバーされます。

ただし、国境をまたがない国内便やキャンセル便は適応外になります。

世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジの利用

これは多く海外旅行に行かれる方向けのサービスで、1回約25£支払えば空港ラウンジが利用できます。メタルカードユーザーは1回無料。

フライトが1時間以上遅延した場合は無料でラウンジパスが発行できます。また、追加で3名まで同行可能です。

\カード発行送料無料/

メタルプランで出来るお得な特典

ここからは「メタル/月額12.99£」カード契約者向けの特典になります

メタルキャッシュバック(Metal Cashback)

暗号通貨・仮装通貨を含む29の通貨でカードで支払った場合、ヨーロッパ圏内では0.1%、それ以外は1%のキャッシュバックがあります。

無料の選任コンシェルジュ

旅先でのレストランやホテル、フライト予約を選任のコンシェルジュが代わりに対応してくれるサービスです。言語が分からない国に訪れる際は利便性は高そうです。

日本への上陸はいつから?

日本への上陸は決定しており、2018年段階では損保ジャパン日本興亜との提携を発表していたり、2019年段階で上陸予定となってはいたもの、現在は未上陸のようですね。

ただ、アプリは日本国内からもダウンロードできたり、日本語対応済みであったり、着々と準備は進められているかと思います。

おそらく、欧州では既にRevolutやN26などのチャレンジャーバンクはスタンダードになってきているので、海外在住者が多く来日する2020年の東京オリンピックまでには対応されるのではと噂されています。

日本では既にkyash(キャッシュ)という同様のサービスが展開されており競合となってくるのではないでしょうか。日本市場が今後どのようになっていくか楽しみですね。

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