猫好きにはたまらない!ベルギー・イーペルの猫祭り《オススメ撮影スポットも紹介》

ベルギー イーペル 猫祭り海外旅行
スポンサーリンク

2018年にベルギーの西部地方にある、イーペル開催された猫祭りに行ってきました。

2021年以降に行かれる人の為に、参考までに残します!

スポンサーリンク

猫祭りとはどんなお祭り?

猫祭りは3年に1度開催される、猫供養の為のお祭りです。

毎年5月の第二日曜日に開催されます。次の開催は2021年、2024年…となるわけです。

猫祭りの起源は14世紀にペストという疫病が流行った事がキッカケ。

当時、ヨーロッパでは難病や災は全て魔女の仕業とされていました。

その為、イーペルの人々は魔女の使いと信じられていた猫を鐘楼から落とす(殺す)事により、疑いを晴らそうとしました。

イーペルでは1817年まで「猫の水曜日」と呼ばれる日に、1年に1回猫を投げ落とす行事が続いていたそうです。

そんな暗い歴史、猫たちを悼む為に存続されているお祭りなのです。

2日間のプログラム

前夜祭プログラム(土曜)

・開会宣言
・ミニパレード
・花火

前日は人が少なめ。その為、ゆっくりと街を見て回る事ができます。
ただ、当日も凄く人が多いわけでも無いので当日だけでも楽しめます。

当日プログラム(2日目)

・アメ投げ
・パレード
・猫投げ

パレードは14時開始ですが、12時頃行くと場所取りや街の探索が出来てオススメです(大きな街ではないので1時間程で見て回れます)

主要駅からの交通方法

フランスパリからイーペルへのアクセス

新幹線を2・3度乗り換え約3時間半程。ベルギーのお土産ショップには、フランスを経由しての観光客も多い為、フランス土産(エッフェル塔のキーホルダーをよく見かけました)も販売されています。

ブリュッセルからイーペルへのアクセス

新幹線を1度乗り換え約2時間程。ブリュッセル中央駅からブリュッセル空港までは30分程で到着します。

宿泊ホテルはどうする?

私はツアーを組まず個人で行きました。当初イーペル付近に宿を取ろうとしたのですが開催1ヶ月前にはイーペル付近の宿はいっぱい。おそらく旅行会社がまとめて予約している為、イーペル付近に宿泊するには早めに予約するのがオススメです。

因みに私はブリュッセルにあるSteigenberger Wiltcher’sに宿泊しました。5つ星でバスタブ付きのアンティークなホテルです。1ヶ月前にディスカウントされているのか?100€程で安く予約が取れました。私が宿泊した土曜の夜は下のラウンジバーでクラブミュージックが流れクラブイベントのようなものがやっていました。

《トリップアドバイザー公式HP》
猫祭り周辺のホテルオススメを探す→→

猫祭り、当日の見どころ

街の猫ちゃん散策

猫祭り中は街中がお祭りモードで、殆どのショップに猫の飾りがされています。
当日12時頃に来て街を探索して、猫を写真に収めてみるのも楽しみです!

カラフルな猫ちゃんオブジェ

下着ショップのマネキンがセクシー猫ちゃんに早変わり!

猫のようなトラのような猫

猫型バイク♪

そんな顔で見つめられたら連れて帰りたくなる猫ちゃん達

お肉屋さんの猫ちゃんは本能むき出しで大胆…

当日のアメなげは、童心に返って席を立って楽しもう!

14時になると会場のムードは一気に高まります。まずはスポンサー企業のトラックが30台程、猫ちゃん仮装をした人たちを乗っけて通ります。その人達が観客席に向かってこれでもか!という程、アメを投げて来ます。

これが結構楽しい!大人の人たちも、こぞってアメを取ろうと必死でした…笑。思いの他アメ投げは長く続くので場所によっては大量にゲットできます。

地元の人達は子連れが多かったのですが、ちっちゃい子達は大喜び!ツアーで参加して観戦席で見ている人たちは結構下まで降りてきていました。(遠いのでアメが飛んでこない!)アメの他にもボールペンやエコバックなども貰えますが、これは一番前に陣取っている人達に手渡しで渡されていました。是非、パレードの前列の席をオススメします。

観客席はこんな感じ。一番後ろだと30列目位かな?

アメ投げ開始!何故かネズミも参戦!

無数のアメが飛んできます。直撃すると結構痛い。

アメ確保に皆必死!

戦利品♪強者達は100個近くゲットしていました!

こんなボールも配られていました♪ゲットできてご満悦です!

パレードは写真スポットに足を運ぼう!オススメの撮影スポット

アメ投げが終わるといよいよ見どころ満載のパレード。観光客の多くの人がカメラ片手に写真を取りまくっています。個人的なオススメはスタンド席のすぐとなりにある、お立ち台?のような場所からのアングル。1メートル程高さがあり、広場から沿道へ向かうパレードの写真が高めの位置からの撮れます。

また、もうひとつのオススメはパレードの後方での観戦です。私も始めは広場付近で見ていたのですが、広場付近はカメラを取りたい人たちで大混雑。私は最初広場近辺の席にいましたが、色々な人に割り込まれるわ、ぎゅーぎゅー押されるわで、楽しいよりも不快感満載でした。

その点、後方は人が少なく、ゆっくりとパレードを観戦したい人達ばかり。写真を取っている人も少なかったです。一番前の席が確保しやすいので写真もしっかり撮れ、更にアメ投げ時もしっかりとゲット出来き、かなりオススメです。

また、沿道には沿道沿いのお店が予め椅子をセットしてくれています。無料のものも有れば、お店にいくらか支払えば座れるので陣取っておくとゆっくりと見れます。因みにパレード開始30分前でも、まだ椅子は空いてました。

沿道は2、3列位になっています。猫は見かけませんでしたが犬は多く見かけました♪

一番前の席だとココまでドアップに撮れました!

日本から来ているのを察してくれてカメラを向けるとポージングしてくれます♪優しい!

因みにこれはムスティというベルギー出身のキャラクター。ミッフィーのパクリではないようです…笑

気分は自分の子供の学芸会を見に来ている母

クライマックスは鐘楼の下でスタンバイ!ヌイグルミをキャッチできる絶好場所は?

パレードが終わりいよいよクライマックスの猫投げ。鐘楼から約50体程の大小の猫ちゃんヌイグルミが落とされます。これをキャッチした人は幸せになれるんだとか。

猫投げの時間になると広場は人で溢れかえっています。

いよいよ猫投げスタート。かなりの高さから猫ちゃんたちがなげられます。

私は100列目位に陣取っていましたが、殆どそこまでは飛んでこず…。一番猫がキャッチできそうなのは50列目前後でした。

ただ、注意点が!

前に行けば行くほど、猫の落下と同時に落下方向に大勢の人が移動するので、落下付近は人の並に押しつぶされます…。私も思わず、ぎゃーーーー!!と悲鳴を上げてしまうほど…。

外人のガタイの良い大男にはかないません…。特に可愛そうだったのが、ちっちゃい子がかなり下敷きになっていた…。何人か泣いて列を去っていきました。お子さん連れの方は要注意です。

オススメのお土産一覧

当日は猫ちゃんグッツ販売店が出ています。

これは猫投げに使われるのと同じヌイグルミ。

猫ちゃんチョコレートも豊富に販売!見ているだけで癒やされる。

猫ちゃんビールも販売中。

このブローチは可愛かったけど17€程(2000円近く)だったので断念…。

戦利品。右上は猫祭りモチーフのウイスキー。右下は沿道でゲットしたポストカード。

ポストカードを自宅の洗濯置き場に飾ってみました♪

会場の雰囲気は?行ってきた感想

ネコの仮想グッツは持参がオススメ

会場の猫グッツ販売は耳やシッポが少しあるだけで、豊富ではないので仮装したい人は日本からの持参がオススメです。

この方はスコニャンさんという方で、なんと日本の方でした!

シンプルだけど可愛い♪

日本人が多いので安心

参加者の100人に1名は日本人なんじゃないか?という程、日本人がいます!私が初めに座っていた席は両隣が日本人の方でした。トイレの場所聞いたり、一緒に猫祭りではしゃいだり、日本人の方がいると英語が話せない私は海外では大助かり。

人生で1回行ければよいかな…!

猫祭りに向けて事前にネットで情報収集しすぎたせいか、パレードで出てくる装飾は既に見慣れてしまった感が強かったのが正直な所。殆ど毎回使い回しなのが残念…。本格的な装飾と言うよりかはアットホーム感満載でほっこりするお祭りでした。

2021年の開催は5月9日

2021年の開催は5月9日(日)になります。詳細情報はHPでチェックしてみて下さいね。

コメント