ドイツに旅行に来るお友達におススメのドイツ料理を聞かれたので、個人的に好きな料理&感想をまとめてみました。
ツンゲンヴルスト(Zungenwurst)
いきなりなんじゃコレ?の食べモノなんですけども。
こちらは豚の血を用いたソーセージの一種で豚肉ではなく舌を用いたソーセージです。要はタンハム!流石ソーセージ大国!タンまでも美味しく仕上げてしまうとは!
タンのコリコリとした触感がクセになる一品でお酒のお供にピッタリなのです。
スーパーの肉&ハム売り場に置いてあります。
トリュフハム(Trüffelschinken)
ハム続きなのですが、自宅で友達と持ち寄りご飯会をした時に友達が持ってきてくれた一品。
トリュフの中にトリュフが入っていて、味も香りも絶品!
こちらもスーパーの肉&ハム売り場に置いてあります。
ドイツのハム屋で購入するハムは他もどれも絶品だよ!
豚の粗挽き肉・メット(Schweinemett)
ドイツで食べて一番驚いた食べ物、メット!
パンに乗っているのはネギトロではなく、なんと生の豚肉!
味は肉の臭みはなく、肉本来の甘みをダイレクトに感じる事が出来る味。パンに挟んで食べるのが定番で2€程で肉屋で売っていて手軽に食べる事ができます。
ドイツに住んでいる日本人の間では、あつあつのご飯にアボカドなどをトッピングに添えてネギトロ丼として食べている人も多いですよ。
ネギ入りプレッツェル(Schnittlauchbrezel )
ドイツパンの代表格としてあげられるプレッツェルですが、チーズやヒマワリの種がトッピングされていたりと、様々な種類があります。
中でもオススメなのが、バターとアサツキ(小ねぎ)を挟んだSchnittlauchbrezel 。プレッツェ+岩塩とバターとネギの相性ってこんなにも素晴らしいモノなのか…!と、感動ものです。
カロリーが気になるので気軽には食べられませんが、街中で見かけると買ってしまう一品です。
パン屋には置いてあるお店と無いお店があります。
グラーシュ・グヤーシュ(Gulasch)
ドイツ煮込み料理の定番グラーシュ。
鹿肉や牛肉を使うハンガリー風のシチューで、トマト、パプリカ、玉ねぎなどの野菜と赤ワインとハーブ、スパイスなどで長時間煮込んだ料理です。
所説ありますが、ハヤシライスの起源の一つともいわれています。
見た目とは裏腹に濃すぎる事がなく、とっても優しいスープ。濃いめが好きな人はちょっと物足りないかも?お肉と野菜を美味しく食べる事が出来ます。
大体のドイツ料理店で置いてあります。
酢漬けのニシンサンド
ドイツに来てから初めて目にしたニシンサンド。見た目のグロテスクさとは裏腹に1回食べると病みつきなってしまうサンドイッチです。味はサバ寿司の西洋版。
NORDSEEという魚のファーストフード店やスーパーの冷蔵コーナーに売っています。
ジャガイモのパンケーキ(Reibekuchen・Kartoffelpuffer)
すり降ろした、玉ねぎとジャガイモを揚げた料理。リンゴのピュレを付けて食べます。
ハッシュドポテトよりもカリッとした仕上がりで、美味しいんです!
お祭りなどでも頻繁に目にする定番料理です。
フラムクーヘン(Flammkuchen)
ドイツとフランスの国境にあるアルザス地方の定番料理。小麦粉を塗って、発酵させずに薄く伸ばした生地にサワークリーム、ネギ、ベーコンを載せた薄生地のピザ。他にも様々な味があります。
これが、凄く美味しくて!
本当に生地がペラペラなので、軽くて何枚でも食べれてしまいます。
ドイツ料理店や、お祭りの屋台、スーパーでも冷蔵コーナーで目にします。
焼きアーモンド(Gebrannte Mandeln)
焼きアーモンドを砂糖でコーティングしたお菓子。
クリスマスマーケットやお祭りなどで必ず屋台が出ています。
こちらもカロリーが気になるところですが…、本当に一粒一粒が美味しすぎて家に帰るまでに全部食べ切ってしまいます。
スーパーでもナッツコーナーの一角に置いてあります。
ホットワイン・グリューワイン(Glühwein)
クリスマスマーケットの定番メニュー。グリューワイン。
ワインにシナモンや香辛料などのスパイスを加えたワイン。冷えた体をポカポカにしてくれます!
冬じゃないと飲めないのか…!という方も大丈夫!
スーパーでグリューワインが気軽に作れる、ティーパックやスパイスは年中販売されています。
値段も2、3€なのでお土産にもぴったりです。
フェーダーヴァイザー(Federweißer)
こちらは秋限定の商品、フェダ―ヴァイザー。
発泡途中のワインで酵母などをろ過せずに販売されています。
発泡途中なので、ポコポコと気泡が出てくるんです。破裂の恐れがあるので瓶のフタも密閉されずに店頭に並んでいます。その為、空輸で運ぶ事も出来ないので現地でしか味わえない一品です。
味は甘くないファンタのような(ややこしい表現…)、ジュースっぽい味です。うちの夫婦はこれが大好きでこの時期になると常に完備です!
2週間程発行が続き、発酵が進むにつれてアルコールが強く辛口になります。アルコール度数は5%前後ですが、最終的に10%程まで上昇します。
ドイツに来た時に是非食べてみて下さいね!
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