ドイツの冬の名物氏といえば、何といってもクリスマスマーケット。
フランクフルトが属しているヘッセン州では各都市村で約130のクリスマスマーケットが開催されています。今回はフランクフルトから電車で片道1時間前後で行ける、私が気になっているマーケットをチョイスしてみました。
少し足を延ばして近隣都市のクリスマスマーケットも一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
因みにヘッセン州で大きな都市は、フランクフルト・アム・マイン、ヴィースバーデン、カッセル、ダルムシュタットだよ!今年は何とし行けるかなぁ。(←マグカップ収取が趣味な人)
フランクフルト(Frankfurt)
1393年から続く伝統のあるクリスマスマーケットで、毎年300万人が訪れるヘッセン州では最大の規模のマーケットです。町の中心地レーマー広場の周りに約200件程の屋台が立ち並びます。市庁舎前に設置される約30mのもみの木は圧巻で、後ろに見える高層ビルとのコントラストが美しく撮影スポットとしても人気です。
シティークリスマス(CityXmas)
フランクフルト中心街からすぐにある、Parkhaus Konstablerの屋上にて毎年開催されるシティークリスマス。フランクフルトの夜景を眺めながらクリスマスを楽しむことができる絶景スポット。因みに、夏はシティービーチといって浜辺が登場します。
ヴィースバーデン(Wiesbaden)
フランクフルトから電車で西に1時間程行ったところにあるヴィースバーデン。「バーデン」とはドイツ語で「温泉」という意味で、温泉地帯としても有名です。130を超える屋台が毎年クリスマスマーケットを彩ります。
リューデスハイム(Rüdesheim)
ヴィースバーデンから更に西に行ったところにあるリューデスハイム。リューデスハイムでは、6大陸から合計20もの国の屋台が出展します。様々な国の特産品や屋台料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ロンネブルク(Ronneburg)
ロンネブルクは中世を舞台にした珍しいクリスマスマーケット。一歩足を踏み入れれば、そこは中世の街並みそのもの。甲冑や武具(模造品)を身に着けている人や、炭火で焼かれたパンなど一風変わったクリスマスマーケットを楽しむことができます。 お城への入場料が大人6.5€、子供5.5€必要となります。市場を回るのは不要。 開催は週末のみの開催となります。
ダルムシュタット(Darmstadt)
今年のダルムシュタットクリスマスマーケットは、「ダルムシュタットのクリスマスが世界中の友人をつなぐ」をテーマにしています。毎年、姉妹都市でもあるリエバヤ(ラトビア)の工芸品でも、ザーネン(スイス)のチーズなどの名物料理も楽しめる事で有名です。
カッセル(Kassel)
カッセルの一番の特徴は街中に現れる全長70mの氷の滑り台。子供だけでなく大人も童心に帰って一緒に遊べること間違えなし!フランクフルトから車で2時間程と少々アクセス悪めですが、足を運びたくなるクリスマスマーケットです。
メルズンゲン(Melsungen)
カッセルの近隣都市のメルズンゲン。メルズンゲンのクリスマスマーケットには、なんと!もみの木が800本以上も飾られています。森の中のクリスマスマーケットのようで素敵ですね。
フルダ(Fulda)
こちらもフランクフルトから電車で2時間離れた場所。カッセルの近隣都市です。全長18mとなるくるみ割り人形のクリスマスツリー(写真中央の)がフルダのクリスマスマーケットのシンボル的存在です。
ヘキスト(Höchst)
フランクフルトから電車で10分程のところにあるヘキスト。ドイツではマイセンに次ぐ、磁器の産地としても有名です。古城や美しい木組みの家並みが広がっています。また、ヘキスト陶磁器工房(Höchster Porzellan-Manufaktur)では絵付け体験などもできます。ニュースダイジェストに詳細があります。
シュリッツ (Schlitz)
シュリッツのクリスマスマーケットの最大の特徴は何といっても、中央にそびえ立つ、世界最大のろうそく。高さ42mのろうそく塔は上る事も可能で、上からもクリスマスマーケットを楽しむことができます。
ミヒェルシュタット(Michelstadt)
ミヒュルシュタットのクリスマスマーケットでは、街のいたるころで等身大の木製の彫刻の人形を見ることができます。木組みの家と相まって幻想的なクリスマスマーケットを楽しむことができます。
エシュボルン(Eschborn)
フランクフルト市内から電車で15分程のところにあるエッシュボン。2日間開催ですが、音楽隊の生演奏なども開催されています。
ドライアイヒ(Dreieich)
フランクフルト市内から電車で45分程南にあるドライアイヒ。へイン城の教会ではコンサートが開催されます。(12月8日午後6時~)
古城と一緒にクリスマスマーケットを楽しめるなんてロマンティックですね…。
オーバーウルゼル(Oberursel)
フランクフルト市内から電車で15分程とアクセス良好。90店舗ほどの屋台が並びフランクフルト周辺でも大きなクリスマスマーケットです。中世の街並みをテーマにしており、中世にタイムスリップしたような気分が味わえます。
ハナウ(Hanau)
グリム兄弟が生まれた場所として知られているハナウ。毎年70店舗程の屋台がマーケットを彩ります。過去には「小さなコルマール」とも呼ばれた程。日本の鳥取市と姉妹提携を結んでいます。
コメント